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裏で何をしていようと、女と遊んでいようと、車のドアを開けるというようなことにマメなほうが女性は愛されていると思うのでしょう。
そこがまた男にとっては、苦しいところなんですね。 とにかく、女は目の前のやさしさがすべて。
自分の見えないところで、他の女と何をしていようとわからなければいい。 自分といるときにやさしい言葉をささやいてくれれば、私は愛されていると女は誤解してしまうんです。
でも、女は誤解しやすいと同時に敏感でもありますから、ちょっとしたしぐさでも疑うことはあると思うんです。 たとえば、携帯電話が鳴ったときの、顔色の変わり方なんかはかなり見ていると思う。
どんなにやさしくされても、男のうろたえ方できっと冷めるのもまた女じゃないかという気がするんです。 そして結婚している妻と、まだ結婚していない恋人と、どちらが男の嘘に敏感かといったら妻のほうが敏感かもしれない。

たとえば、夫がなんだか妙にやさしくなった。 しかも、何かわからないけれど隠しているようだ。
すると、妻はまず疑います。 夫の立場で考えれば、「いまさら私にやさしくしたってしょうがないじゃない、きっと何かある」と。
昨日より急に妻を好きになったなんて、ありえないんですから。 ところが、まだ恋人どうしだったら、相手の性格とか気持ちの動きとか、すべてを知り尽くしているわけじゃない。
男が他の女と遊んでいて、後ろめたさから急にやさしくなっても、「また新たな私の魅力を発見してくれたんだわ」と、恋人ならいいように解釈してしまうと思うんです。 やっぱり、結婚していたり、ある程度つきあいが長くなると、女は疑い深くなります。
女の場合も性格に関わってくるわけですが、特にコンプレックスの強いタイプの女性は、疑う気持ちも強いんじゃないでしょうか。 つまり、コンプレックスの強い女性は、「なんで彼は私とつきあっているのかしら」という根本的な疑問があるんです。
そういう女性から相談を受けると「もっと自信を持っていいじゃない」と言いたくなるんですが、本人は「私なんかを好きになるわけないのに」と悩んでいる。 そこから疑惑が大きくなって、「他に女がいるはずだ」というふうに、どんどん悪い妄想を広げていく。

さらに「どうせ私なんか、どうせ私なんか」と言いながら、男を追いつめていくんです。 これは恋愛を自分からだめにする、典型的なパターンといっていいでしょう。
だから、うまく嘘をつけないタイプの男性と、コンプレックスの強い女性がつきあっていたら、間違いなく破局になりますね。

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